由良海岸の清掃活動中に力強い助っ人が登場しました。除雪機を砂浜のプラスチックごみなどを回収できるように設計した”除プラ機”です。昨年ゆらまちっく戦略会議が試行錯誤し1号機作成し、これに続く形で完成した除プラ機の2号機。制作したのはなんと鶴岡高専の学生です。深刻化している海ごみの問題に対してSDGsの観点から海の豊かさを守るという目標があるそうです。夏の間に使い道がない除雪機をなんとか有効活用できないかというアイディアから生まれたこの機械。除プラ機はエンジンの振動でふるいにかけ、特に人の手だけでは回収が難しい非常に細かいごみを効率的に回収します。1号機と比較して性能がアップしたというこの2号機。ふるいの幅を広げ処理能力の向上や振動をよりダイレクトに伝えるような機構、角度の最適化で砂の分別と流れる速度を調節したというアイディアが詰まっています。裸足で歩ける海岸を目指して、この除プラ機の挑戦は続きます。