海と日本プロジェクトin山形では2023年度、山形県陸域部における海に流出するごみを抑制するための調査を自治体やNPO、大学等の団体と共同で行いました。
今年で3年目となるこの調査では、2022年度の成果を踏まえて、赤川流域の支流である内川河川敷(山形県鶴岡市海老島町)において、自動車運転者によるごみの投棄行為の抑制対策を環境心理学の知見をもとに試行しました。
【これまでの調査と2023年度の調査内容について】
2021年度 ・モニタリング体制の構築に係る検討 ・赤川、大山川、鶴岡市街地における実態把握調査 【ホットスポットの確認とごみの調査及び周辺状況調査】(2021年度調査結果詳細はこちらから)
2022年度 ・海老島町内川河川敷における介入手法の検討と決定 ・ごみ箱及びベンチの設置とごみ状況調査及び分析 【結果:一部ごみはごみ箱に誘導され、通学者を想定した品目のごみは減少した。一方自動車運転者を想定したごみの量に変化はなく、追加介入が必要と判断。】(2022年度調査結果詳細はこちらから)
2023年度 ・介入手法の検討と決定 ・夜間の自動車運転者らへの監視意識を誘発するライトの設置及び看板デザインの変更を実施し、ごみの状況を調査及び分析
・2023年度調査結果はこちらから
イベント名 | 2023年度 山形県陸域部における散乱ごみのモニタリング体制の構築と削減対策の検討 |