鮭の採捕のお仕事を学ぼう!
海から鳥海山山麓の牛渡川を遡上してくる鮭を採捕する箕輪鮭漁業生産組合。遊佐町の貴重な資源である鮭を守るためにどんな仕事をしているのか佐藤組合長から学びました。
まずは、遊佐町の豊かな周辺環境について学び、実際に鮭の追い込みをする様子と孵化場の見学し、海と川を繋ぐ鮭の”命の流れ”について学ぶことができました。
(左)追い込みの見学(右)孵化場の見学
実際に鮭を採捕して親子でさばいてみよう!
続いて、鮭を採捕し、さばく体験をしました。鮭が通れないようにするしきり”ウライ”の中から網を使って鮭を引きあげます。鮭はオスとメスで顔が違っているので、自分たちで見て選別を行います。実際に生きている鮭の迫力や重さに子供たちは大盛り上がりでした。
その後、実際に親子で鮭を一匹捌く体験をしました。普段捌くことのない大型の鮭を親子で懸命に捌きました。子供たちは鮭の皮の硬さに苦戦しながらも、慣れない包丁で骨に身が残らないように丁寧に三枚おろしに挑戦しました。魚を捌くことの大変さと楽しさを身をもって体験することができました。「是非調理して美味しく召し上がってください。」とのことで、この捌いたサケはお仕事の報酬として持ち帰りました。
(左)ウライから鮭を観察する様子(右)鮭の捌き体験
参加した子ども・保護者からの声
子供たち
・魚の命の大切さを感じた。
・鮭をとったり、捌くのが楽しかった。
・捌いた時に骨に身がついて難しかった、次は上手に捌きたい。
・オス、メスを見分けるのが大変だった。
保護者
・鮭のことを学び捌くといった貴重な体験ができた。
・普段切り身でしか見ることのない鮭がスーパーで売られる前の流れを子供たちに伝えることができた。