6月30日(木)、『令和4年度 山形県海洋教育研究会 総会・研修会』が開催されました。
本研究会会長を務める県立加茂水産高校校長 齋藤祐一氏をはじめ、小学校の校長、漁業関係者、海洋教育関係者等、山形の海に様々な形で携わる関係者たちが集いました。
総会では昨年度の活動実績の報告や、山形の海をとりまく現状・課題の共有が行われ、地域の海・海洋文化を次世代の子どもたちに引き継いでいくための情報を交換し合いました。
近年は子どもたちの海離れが進み、海沿いの地域の子どもたちの意識も「海=楽しい」から「海=怖い」へ変化しているように感じるといった声もあげられました。地域に根付く海洋文化を守り、受け継いでいくためにも海洋教育により一層注力する必要性を参加者一同実感しました。
研修会では気仙沼・宮城教育大学連携センター主任運営員 淺野亮氏から、「海洋教育を基軸に置いたESDの展開・地域の活性化」というテーマでお話しいただきました。
海洋教育に力を入れている宮城県気仙沼市が実践している活動とその意図を説明し、海と生きる人々・地域の在り方について深く考えるきっかけになりました。
イベント名 | 令和4年度 山形県海洋教育研究会総会・研修会 |
日程 | 2022年6月30日(木) |
場所 | 山形県立加茂水産高等学校 |
主催 | 山形県海洋教育研究会 |
協賛 | 山形県教育委員会/鶴岡市教育委員会/酒田市教育委員会 |