遊佐町の西浜海岸に地元の遊佐中学校の生徒90人、遊佐高校の生徒24人が砂浜の清掃のために集結しました。
西浜海岸は冬の季節風によってごみや砂が数多く漂着し、そのごみが砂浜に埋もれてしまいます。生徒たちはペットボトルやプラスチックはもちろん、漁に使用されていた網やロープなどが複雑に絡まった巨大な塊までも砂の中から引き釣り出しました。こうした大きな漂着物はその後什器によって回収されますが、小さなごみは人の手によって少しずつ拾い集めることも必要です。生徒たちは外国語が描かれたごみに驚いたり、砂に埋まったごみの回収に苦労しながらもたくさんのごみを拾いました。遊佐中学校の佐藤校長は、「遊佐の自然を守っていくのは町民である子どもたち。今後も続けていきたい」と語りました。