山形県鶴岡市の由良海水浴場の砂浜に現れた、海には似つかわしくない除雪機。これは除雪機を改造してつくられた「除プラ機」で、その名の通り砂浜に落ちているプレスチック片などを回収する機械です。
除プラ機の開発は、地元由良で「裸足で歩ける由良海岸」を目標に活動を行っている「ゆらまちっく戦略会議」が7年の試行錯誤の末に完成したもので、わずか数ミリのレジンペレットまでも砂と分離させながら回収することができます。
開発を行ったゆらまちっく戦略会議の齋藤勝三氏は「小さなプラスチックなどを人の手で取ろうと言ったってそうはいかない。子どもたちにもっときれいな由良を提供できると思うとわくわくする」と語りました。