山形県鶴岡市鼠ヶ関地区は古くから漁業の町として栄え、弁天島の先にそびえる鼠ヶ関灯台は町のシンボルとなっています。県内で唯一「恋する灯台」に認定されているほか、プロジェクションマッピングやイルミネーションも行っており、地元住民だけでなく観光客も訪れる鼠ヶ関地区には欠かせない存在です。
この地区で4代に渡り寿司屋を営んでいる佐藤さんは、幼いころから灯台は生活の一部だと語ります。観光資源としてだけではなく、大漁祈願や航海安全の願いも込められた漁師たちにとっても不可欠な鼠ヶ関灯台は、「母なる灯台」としてこの町の人々を見守っています。