海の守護神として全国の漁業関係者から信仰を集めている善寳寺。
その理由の一つにお寺にある貝喰の池の「龍神伝説」があります。
貝喰の池は決して水があふれることはありません。
そこにはある面白い言い伝えがあります。
鶴岡市の海岸沿いに持国岩という岩があります。
この岩に硬貨を投げると、岩に当たる音が遠く離れた貝喰の池まで聞こえたこと。
貝喰の池に身を隠していた龍神様が持国岩に姿を現し、貝を喰んでいた(食べていた)こと。
これらのことから、貝喰の池と海が地中でつながっていて龍神様が行き来しているのではないかと言い伝えられています。
大雨が降っても池があふれない。
水は海に注がれているからなのだ―――
貝喰の池の龍神伝説のほかにも、
水は私たちの命。その命を大切にするべきだと住職はお話ししてくださいました。
是非ご覧ください。