鶴岡市の県立加茂水産高校の実習船、「鳥海丸」。
9人の生徒を乗せ60日間の航海に出港します。
日本海と太平洋でサンマの流し網量やイカの資源調査など、航海に必要な技術や心構えなどを学びます。
「高齢化が進み、平均年齢が高くなっている中で、若い世代と交代しなければならない時期になっている。地元の漁業に就くにしろ、海を知っているか否かは非常に大きいので、鳥海丸を通して海のスペシャリストを目指してほしい。」と先生も期待しています。
イカ漁師の父にあこがれを持つ2年の大場さんは、「一人でも多く若い人たちが漁業に貢献できるようになってほしい。」と語ってくれました。
未来を担う漁師の卵たち。様々な期待を背負いながら、大海原へ出港します。
ひとまわりもふたまわりもたくましくなって帰ってきてくれることでしょう!