子どもたちが山形の海を学び、体験を通して人と海の関わりを知る【やまがた海洋塾】に県内の小学5、6年生22名が参加しました。今年の舞台は県唯一の有人離島である酒田市”飛島”です。
プログラムの様子を全3本の”学びの動画”として制作する3本目の動画です。
8月2日(土)2日目の朝は、朝食後に飛島の探索。飛島では海と森の距離が非常に近いという特徴があり、島内独自の森林を探検して、クイズ等で学びを深めながらビーチコーミングを実施するソデの浜に向かいました。実際に清掃活動を通じて、海洋ごみ問題を考えるとともに、その重要さとごみを拾う、運搬する大変さを体験し、自分ごととして、未来に綺麗な海を残していくためには何ができるのか考えることができました。
飛島から酒田へ帰る船は漁業実習調査船「鳥海丸」。一般の人はあまり乗る機会がない船に乗り、どんなことをしているのか、加茂水産高校の生徒から説明を受けたり、実体験を聞いたり、操縦席等の船内を見学しました。過去に海洋塾に参加して、興味が深まり加茂水産高校に入学した生徒もいました。
酒田港に戻ってから、2日間学んだ事を振り返りキャッチコピーとイラストを作成。この作業の中で自分が学んだこと、他の塾生が学んだことを共有しながら自分事としてとらえイラストを通して表現。最後に山形の海のこれからを担っていく塾生たちに、海洋塾で学んだことを今後どのようにいかしていってほしいか等塾長をはじめ、参加した海洋塾講師陣らより子どもたちへの思いを話し、子どもたちには海洋塾卒業の証となる卒業カードを手渡し、学びを修了したことをたたえ合いました。