障がいの有無に関わらず誰もが一緒にマリンスポーツを楽しむ「ユニバーサルビーチフェスティバル」が9日、鶴岡市のマリンパークねずがせきで開かれました。
このフェスティバルは、一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトが日本財団の助成を受け、障害者と健常者の共生社会を目指して2020年に始めたものです。今年で5回目を迎え、参加者からは「海に入れるとは夢にも思わなかった」「とても楽しかった」「支えてくれたボランティアに感謝したい」といった喜びの声が数多く寄せられました。
会場のマリンパークねずがせきは、障害者に配慮した「バリアフリービーチ」として整備されています。スロープを設け、車椅子のまま波打ち際へ進めるよう砂浜には廃タイヤを再利用したゴムマットを敷き詰めています。
当日は夏空の広がる好天に恵まれ、県内各地から視覚障害者や車椅子利用者とボランティアスタッフら約100人が集まりました。ライフジャケットを身につけた参加者は「ビッグサップ」「バナナボート」「カヤック」などのマリンスポーツに挑戦。スタッフのサポートを受けながら海を一周した人は「爽快だった」「海の感触が全身に伝わって感動した」「また来年も参加したい」と笑顔を見せていました。
ユニバーサルビーチフェスティバルで障がい者も健常者も一緒に海を楽しめるなんて素敵ですよね!全国に広まってほしいです!