7月26日の夜、山形県遊佐町の西浜海岸で「遊佐町民花火大会」が開催されました。庄内地方では今年最初の花火大会ということで、昨年は豪雨災害の影響で中止になったこともあり、多くの人がこの日を心待ちにしていたようです。町内外からたくさんの観客が訪れ、にぎわいを見せました。
この花火大会は、「ゆざ町夕日まつり」のメインイベントとして毎年この時期に行われており、NPO法人遊佐鳥海観光協会を中心とした町観光イベント実行委員会が主催しています。町民や地元企業からの協力金によって運営されており、地域の思いが詰まった催しです。
当日は日中こそ真夏日の暑さでしたが、夕方には涼しい海風が吹きはじめ、観覧にはぴったりの気候となりました。午後7時20分に始まったオープニングでは、人気の楽曲に合わせて新作花火が打ち上げられ、観客を魅了しました。
クライマックスでは、水上や陸上からスターマインが次々と打ち上げられ、夜空いっぱいに大輪の花が咲きました。間近で見上げる迫力の花火に、子どもたちや家族連れからは大きな歓声が上がり、夏の風物詩を存分に楽しんでいました。
こうして花火を見上げると、「ああ、夏が来たなあ」としみじみ感じますね。