旬を迎えたスルメイカを楽しむ「うまイカ、干しイカ、イカまつり」が18日、鶴岡市鼠ケ関の弁天島前イベント広場で行われ、イカずくめの料理や、イカを使った多彩な企画でにぎわった。
スルメイカの水揚げが盛んな鼠ケ関地区をPRしようと、あつみ観光協会鼠ケ関支部(佐藤丈典支部長)が主催し、毎年この時期に開催。今年で22回目を迎えた。
今回は、生イカの直売のほか、イカ焼きやイカ飯、イカ汁、エビ、ホタテ貝などの海の幸を販売。また、イカを使ったイベントとして、イカ墨とイカのげその筆で書く「イカ墨書道」、スルメイカのラケットを使う「スルメイカ卓球」、「イカのトンビ飛ばし大会」なども行われた。子どもたちからお年寄りまで幅広く人気を集めていた。
人気の生イカの直売では、不漁の影響もあったが30―40杯ほど入った箱を約360用意。当日午前7時半ごろから整理券の配布に列ができ、同10時ごろには用意した分は完売。家族連れたちは、豪快な浜焼きやイカ汁を買い求め、旬の味を存分に味わっていた。
家族の還暦祝いで山形市からあつみ温泉へ旅行に来た齋藤結夏さん(25)は「たまたまイベントを知って。一夜干しをお土産に買って帰ります」と話していた。
※荘内日報 平成29年6月20日付朝刊・転載
イベント名 | 「うまイカ、干しイカ、イカまつり」 |
日程 | 平成29年6月18日(日) |
場所 | 鶴岡市鼠ケ関の弁天島前イベント広場 |
主催 | あつみ観光協会鼠ケ関支部(佐藤丈典支部長) |