美しいやまがたの海プラットフォーム(代表・小谷卓鶴岡高専名誉教授)のクリーンアップ運動が5日朝、鶴岡市の湯野浜海岸で繰り広げられ、約340人の参加者が砂浜に漂着したごみなどを拾い集めました。
同プラットフォームは2008年、海ごみ問題に関する情報の共有を目的に発足した連携組織で、庄内地域を中心にした産学官の団体で構成。
「裸足で歩ける庄内海岸」をスローガンに、構成各団体による海岸線のクリーン作戦や情報交換などを行っています。
この日は、鶴岡「小さな親切」の会(会長・松田正彦荘内銀行頭取)の加盟団体や地元の企業やグループ企業の従業員の方々、子ども連れや山形市、仙台市からも参加もありました。
小谷代表はあいさつで「海岸漂着ごみは、陸ごみが川ごみとなり、海岸に流れ着くことを分かってほしい。皆さんの協力もあり、少しずつ裸足で歩ける庄内海岸に近づいている」とおっしゃっていました。
参加者たちは午前8時半から約1時間にわたって砂浜を歩き、外国語表記の物を含むさまざまなプラスチック容器や空き缶、ロープなどの漁具の漂着ごみを拾い集めます。朝暘六小4年の山口湊輔君(10)は「タイヤみたいな大きなごみもあってびっくりした」と話し、一緒に参加した父親や兄と懸命にごみを拾っていました。
皆さんの協力のもと理想的な庄内海岸に近づいているのはとってもいいことですね!
来年の夏に向けて少しでも多くの海ごみを減らしたいです。