80回続く伝統行事、児童力泳
鶴岡市の渡前小学校(本間積校長)の海浜学校が21、22の両日、同市の由良海岸で行われた。今年80回を数える伝統行事で、22日は5、6年生合わせて33人が遠泳に挑戦。「えーんやこーら」の掛け声を海原に響かせた。
1921(大正10)年に始まった伝統行事。由良の民宿に1泊2日の「海浜学校」を開設し、集団生活の中で決まりを守りながら主体的に行動することなどを学ぶ機会となっている。
2日目午前中の本番では水温は約27度、波も比較的穏やかと良コンディション。5年生は800㍍、6年生は1㌔をそれぞれ白山島からホテル八乙女方面に向かうコース。学年ごとに出発した児童たちは地元協力者らでつくる海浜学校指導者の会(冨樫幸治会長)と共に、「えーんやこーら」と声を合わせながら平泳ぎした。ゴールの後は本間校長手作りの貝殻メダルが一人一人に渡され、健闘をたたえた。
5年生の鈴木奏太君(11)は「顔を上げながら泳ぐので二の腕が疲れた。泳いでいる時に6年生や地域の人の応援が励みになった」と話した。
写真:無事遠泳を終えて貝殻メダルを受け取る渡前小の児童たち
※荘内日報 平成29年7月23日付朝刊・転載
乙海(おとみ)です。
遠泳なんてながなが体験できねがら、みないい経験したの~
80年続く海での伝統、これからも続けていっでけろの。
イベント名 | 鶴岡市渡前小学校の海浜学校 |
参加人数 | 33人 |
日程 | 平成29年7月21(金)~22日(土) |
場所 | 鶴岡市由良海岸 |