今年10月、山形市内で海ごみについて関心をもってもらうため「海ごみカフェ2022」が開催されました。
このイベントでは、海をイメージしたオリジナルメニューの販売や、海ごみをテーマにしたワークショップの開催、一般参加者による清掃活動などが行われました。
また、各イベントを回るスタンプラリー企画が実施され、様々な角度から海ごみ問題について触れる機会となりました。
海ごみの約8割が街から川を伝い流れているということを内陸の山形市の人々にも知ってもらいたいという思いから、市内の飲食店「slowjam」さんで、海をイメージしたオリジナルメニューが販売されました。
このメニューにはお店の方の「このメニューが海について考えるきっかけになって欲しい」という思いが込められており、海をイメージした青色のドリンクとなっています。また、トッピングされたアイスクリームを溶かした時にドリンクが濁った青色に変わる様子は、海が汚されていく様子を表現しています。
実際に山形の海に流れ着いた海ごみを使ったキーホルダーの制作や海ごみの展示を行いました。
小学生を中心とした参加者たちは、海ごみを手に取り、マイクロプラスチックの小ささや普段の生活で使っているようなものが多く流れ着いているという事実に驚いている様子でした。
飲食店経営者や地元住民たちによる山形駅前での清掃活動が行われました。
たばこの吸い殻やペットボトルなどのごみが多く見られ、内陸の地域から海ごみを出さない取り組みをしていかなくてはいけないと感じさせる取り組みとなりました。
イベント名 | 海ごみカフェ2022 |