レポート
2025.10.27

最上級豪華客船「セブンシーズ・エクスプローラー」初寄港

酒田港で歓迎式、乗客が市内観光を満喫

  1. 酒田港に初寄港したセブンシーズ・エクスプローラー
  2. 黒田部長から記念の盾を受け取るルクサ船長(左)

外航クルーズ船「セブンシーズ・エクスプローラー」(マーシャル諸島船籍、総トン数5万5254トン、ルクサ・クリストヴィッチ船長)が23日、酒田市の酒田港古湊埠頭に初寄港しました。同港への外航クルーズ船寄港は本年度7回目。この日は船内で歓迎式典が開かれ、ルクサ船長に記念品が贈られました。

 米国のリージェント・セブンシーズ・クルーズ社が運航する同船は、全室スイート仕様の最上級カテゴリー「スーパーラグジュアリー」として知られる豪華客船で、乗客定員は732人。17日に東京を出発し、韓国・釜山を含む8カ所を巡る12日間のクルーズの一環として酒田港に寄港しました。

 歓迎式典には、ルクサ船長をはじめクルー、県や酒田市の関係者らが出席。黒田あゆ美県観光文化スポーツ部長が「ようこそ山形県へ。山形は出羽三山や北前船寄港地など4つの日本遺産を有する“日本人の心の古里”です。ぜひ魅力ある山形を堪能してほしい」と歓迎の言葉を述べ、記念の盾を贈呈しました。矢口明子市長からは郷土の伝統工芸・傘福が手渡されました。

 ルクサ船長は「日本の文化は乗客にとって特別な魅力があり、訪れるのを毎回楽しみにしている。心のこもったおもてなしに感動している」と感謝の言葉を述べ、「これからも多くの船が日本を訪れるよう、港の発展を願っている」と話しました。

 乗客たちは下船後、山居倉庫や本間美術館など市内観光を楽しみ、酒田の歴史と文化、そして秋の風情を満喫。午後4時ごろ、次の寄港地・韓国の釜山港に向けて出港しました。



世界最高級のクルーズ船が庄内の海に姿を現し、国際色豊かな交流の一日となりました。港町・酒田の魅力が、世界へとさらに広がっていきそうです。

 
 
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