7月9日、鶴岡市加茂にある「渚の交番カモンマーレ」で、庄内浜文化伝道師による魚の味わい方シリーズ第3弾が開催されました。テーマは梅雨時にもっともおいしくなる地元名物「テンコ」(メバル)。三瀬の「坂本屋」料理長、石塚亮さんが塩焼きと天ぷらの実演を披露しました。
塩焼きでは炒りごまを振って香ばしさを出すコツや、三枚おろし後に塩を二度ふるテクニックを紹介。肝は小さいため崩さないようにさっと洗った後、オーブンで焼いてしょうゆで食べると絶品になると教えてくれました。参加者からは「それでビールを飲みたい!」という声も上がっていました。
天ぷらはエビやカボチャ、シシトウと合わせて塩でシンプルに仕上げ、青ミズのおひたしやニシガイのみそ汁、デザートのメロンも提供されました。ご飯にはテンコの煮付けが添えられ、60代の女性参加者からは「テンコの天ぷらはふわふわでキス以上」と絶賛されました。
このシリーズは今後も続き、7月18日オープン予定の館内2階「ピッコロ・パッソ」でも、旬の魚を使った料理が提供される予定です。