レポート
2025.12.11

安全設備・救命具に異常なし!! 定期旅客船「とびしま」 入念な点検で心構えも確認

 国土交通省東北運輸局山形運輸支局(平川清彦支局長)と酒田海上保安部(相川武司部長)は10日朝、酒田市と離島・飛島を結ぶ定期旅客船「とびしま」(253トン、定員230人)の安全総点検を実施しました。

 この点検は、人流・物流が活発になる年末年始の繁忙期に向けて、交通機関の安全確保や事故発生時の体制整備を図ることを目的に、国土交通省が全国一斉に行っている「年末年始特別警戒及び安全指導」「年末年始の輸送等に関する安全総点検」(ともに来年1月10日まで)の一環として、両機関が合同で行ったものです。

 当日は、山形運輸支局の沼澤勇一次長や酒田海上保安部の職員ら計6人が参加し、▽安全管理▽自然災害・事故発生時の通報・連絡・指示体制▽テロ対策▽感染症対策―の4項目を重点に、操舵室、デッキ、機関室などを手分けして巡回しました。防火設備や無線、救命胴衣や救命艇の保管状況、航海機器の作動状況などについて、細かく確認しました。

 点検を終えた沼澤次長は「非常に良好で、指摘事項はありません。これから風が強まり天候も厳しくなりますが、的確な航行判断と安全確保に努めてほしい」と講評しました。

 

安全へのひたむきな取り組みが、冬の海を行き交う多くの人の安心につながりますね。

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

豊作と子孫繁栄を願う 鶴岡でハタハタの田楽作り 「大黒様のお歳夜」を彩る縁起物
レポート
2025.12.10

豊作と子孫繁栄を願う 鶴岡でハタハタの田楽作り 「大黒様のお歳夜」を彩る縁起物

「沖海月」フーデバーに“開店” 季節の海鮮に加え牛ステーキも提供へ
レポート
2025.12.05

「沖海月」フーデバーに“開店” 季節の海鮮に加え牛ステーキも提供へ

ページ内トップへ