レポート
2025.08.06

外航クルーズ船「三井オーシャンフジ」、酒田港に初寄港

バハマ船籍の外航クルーズ船「三井オーシャンフジ」(3万2477総トン、乗客定員458人、サイモン・ウエストホール船長)が、8月2日、山形県酒田市の酒田港・古湊埠頭に初めて寄港しました。本年度における同港へのクルーズ船寄港としては、これが4隻目となります。寄港を記念し、古湊埠頭では関係者による歓迎式典が行われました。

三井オーシャンフジは、商船三井クルーズが運航しており、日本、韓国、台湾、ハワイなど四季折々の風景を楽しめる航路が用意されています。「洋上の我が家」として、快適なくつろぎの空間を提供し、多くの乗客から支持を得ている人気のクルーズ船です。

今回のクルーズは、7月26日に横浜港を出発し、神戸、韓国・釜山、秋田、青森など、13日間で10カ所を巡るツアーの一環として酒田港に寄港しました。入港は2日午前8時で、午後6時には次の寄港地へと向かう予定です。

午前10時から行われた歓迎式典では、山形県観光文化スポーツ部の黒田あゆ美部長が「山形県には1400年の歴史を持つ出羽三山や、酒田市の北前船寄港地など、多くの日本遺産があります。米や日本酒も世界的に高く評価されており、魅力ある山形をぜひ堪能していただきたい」とあいさつされました。

その後、記念の盾がサイモン船長に贈呈され、市長らからは郷土の伝統工芸「傘福」などの記念品が手渡されました。サイモン船長は「皆さま、おはようございます」と日本語であいさつし、「心のこもったおもてなしとお土産に感謝します。今回が初めての寄港ですが、今後も何度も酒田に戻ってこられることを楽しみにしています」と笑顔で述べられました。

また、翌日の8月3日には、同じくバハマ船籍の外航クルーズ船「ノルウェージャンスピリット」(7万5904総トン)も初寄港し、記念式典などが予定されています。

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