レポート
2017.06.29

ごみ拾いにいい汗流す(その2)

クロマツ林守る 市民が清掃奉仕

酒田市光ケ丘環境美化 

酒田市と県庄内総合支庁が主催した「光ケ丘地区環境美化ボランティア」が24日朝、同市の光ケ丘公園と万里の松原で行われ、参加した大勢の市民が一帯の下草刈りやごみ拾いに汗を流した=写真上。
 先人が残してくれた美しい松林を市民自らの手で守り育てていこうと、植林事業に取り組んだ本間家第3代・光丘翁(1731―1801年)の没後200年の節目に当たる2000年から毎年、市が「出羽庄内公益の森づくり事業」を展開している同総合支庁とともに開催している。
 この日は、庄内海岸のクロマツ林をたたえる会、万里の松原に親しむ会、酒田一中、酒田光陵高、近隣自治会、市内の企業、県、市から約200人が参加。国道112号沿い、市光ケ丘球技場北西側の2カ所計約2・2㌶で作業した。
 この周辺では多くの団体もボランティアで清掃活動に当たっているが、それでも故意に捨てたとみられる空き缶やペットボトルの空き容器などが散乱。クロマツの成長に悪影響を及ぼす雑草も30―40㌢まで伸びており、朝から強い日が差す中、鎌やごみ袋を手にした参加者たちは懸命に作業していた。

※荘内日報 平成29年6月25日付朝刊・転載

イベント詳細

イベント名光ケ丘地区環境美化ボランティア
参加人数約200人
日程平成29年6月24日(土)
場所酒田市・光ケ丘公園と万里の松原
主催酒田市、県庄内総合支庁
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