県内の小学生が庄内の海に親しみ、海を通じて海洋ごみ問題や自然保護、食文化等を学ぶ
「やまがた海洋塾2023」が8月5日(土)に最終日を迎えました。
この日は鶴岡市の渚の交番「カモンマーレ」と加茂水産高校で、これまで参加した全塾生27人が「卒業」を目指して最後のまとめを行いました。
午前は、漁で取れても捨てられる「低・未利用魚」についての座学の後に
ノロゲンゲ、ミシマオコゼ、ワニエソといった低利用魚に触れました。
その後、加茂レインボービーチで頭と体を使ったシーアクティビティ「学びの復習3択クイズ対決」を行い、
2日間で学んだことを思い出すためのクイズに挑戦!
お昼は加茂水産高校で浜のお母さんたちが調理したベニズワイガニのカニ汁、ホタテご飯のおにぎり、たらのフライ等…
海の幸がたくさん詰まった昼食を味わい、漁村の食文化に触れました。
午後は卒業制作として、
これまで学んだこと、海を守るために伝えたい思いを込めたイラストを作文と共に制作。
他、魚のだし入りや地元荘内の三種の味噌をつかった「みそ玉」作りに取り組みました。
締めくくりには塾長から塾生一人一人に卒業カードを手渡しし、「この塾で学んだこと、体験したことを家族や友達にたくさん話して、アイデアを未来につないでほしい」と頑張りと卒業を称えました。
イベント名 | 海洋塾 |