2月12日(日)に、山形県庄内町の風車市場で「寒だら うん米 魚魚まつり」が開催されました!
庄内の冬の味覚「寒だら汁」を多くの人に味わってもらおうと今年新たに開催されたこのイベントには、親子連れなど多くの人々が訪れ賑わいを見せました。
漁師さんが漁船上で賄い食として作ったのが始まりとされている鱈のどんがら汁※諸説あり
朝早くから多くの人々が訪れ、庄内の冬の味覚を味わいました。
また、寒鱈さばきの実演も行われ、初めて見る光景に驚く声が聞こえてきました。
会場では、月山のキレイな水とこだわりのエサで育てた養殖ニジマス「ガッサーモン」のつかみ取り体験ブースが設けられました。
子どもから大人まで皆夢中になって楽しんでいる様子でした。
庄内の伝統的な冬の味覚「寒鱈」
しかし、海に流れ着く様々な海洋ごみが、そんな海の恵みを脅かそうとしているのです。
マイクロプラスチックと呼ばれる細かい海洋ごみは、特に回収が困難であり、魚がエサと間違えて体内に取り込んでしまうこともあります。
今回、海の恵みを伝えると同時に、海ごみ問題についても多くの人に知ってもらおうという思いから、マイクロプラスチックを使ったワークショップを行いました。
参加した子どもたちは、様々な色がある一見綺麗な細かいプラスチックが海に流れ着いたごみだと知って驚き、楽しみながらも真剣に向き合っている様子でした。
参加した子どもの保護者からは「寒だらのおいしさだけではなく、環境の事も考えることができた。これからも子どもにごみ問題について伝えていきたい」といった声が挙げられました。