レポート
2025.12.05

「沖海月」フーデバーに“開店” 季節の海鮮に加え牛ステーキも提供へ

 鶴岡市立加茂水族館のリニューアルに伴い、JR鶴岡駅前のマリカ東館1階「つるおか食文化市場FOODEVER(フーデバー)」へ移転した魚匠ダイニング沖海月(おきみづき)(須田剛史料理長)が、今月1日からプレオープンしています。6日(土)には「沖海月フーデバー店」として正式にグランドオープンし、日本海産のトラフグやマダイをはじめとした魚料理に加え、新たな客層を意識した牛ステーキなども提供します。

 今回、沖海月が入店したのは旧ファリナモーレで、厨房を和食の動線に合わせるためにレイアウトを一部変更したといいます。オープンキッチンを採用し、団体客向けのすし体験やフグ料理体験といったイベントにも対応できるよう工夫されています。また、市街地への移転により夜の宴会利用が可能になり、利用者からは喜びの声も上がっているそうです。

 メニューは水族館時代から一部内容や料金を見直しつつ、季節の海鮮を中心に構成されています。現在は「北前船御膳」「とらふぐ御膳」「おまかせ御膳」「出羽庄内そば御膳」「クラゲらーめん」などを提供しているほか、抹茶と和菓子のセット、クラゲアイス、コーヒーも楽しめます。席数は27席で、営業時間は午前11時~午後3時、夜は午後5時半~8時半(ラストオーダー)までで、夜の利用は3日前までの予約が必要です。定休日は月曜日です。店内には「ミニかもすい」としてクラゲ水槽が設置され、加茂水族館売店の「海月灯り」もオープンしています。

 5日までは関係者向けの内覧を兼ねたプレオープン期間で、グランドオープンは6日午前11時となります。また、鶴岡・酒田両市の日本遺産推進協議会が手がける「食でつなぐ北前船弁当プロジェクト」による「紅花ちらし寿司」(2130円)の予約・販売も受け付けています。

 沖海月がフーデバーで営業するのは来年2月28日(土)までで、4月1日(水)にはリニューアルオープンする新生「東北エプソンアクアリウムかもすい」で営業を再開する予定です。

マリカの新店でもリニューアル後の水族館でもどちらでも是非食べたいものです!

\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

遊佐の自然や暮らしに魅力実感 移住・定住促進の宿泊体験ツアー
レポート
2025.12.05

遊佐の自然や暮らしに魅力実感 移住・定住促進の宿泊体験ツアー

【山形マグロプロジェクト2025】~庄内浜産のマグロの魅力~
レポート
2025.12.05

【山形マグロプロジェクト2025】~庄内浜産のマグロの魅力~

ページ内トップへ