イガイは岩礁域に生息するムール貝に似た食用の二枚貝で、磯の風味と出汁で庄内浜を代表する人気の貝です。この”イガイ”をテーマに鶴岡市の山形県水産研究所で漁業関係者や飲食店経営者らが集まり、勉強会が行われました。近年、資源量が豊富で夏から秋にかけて歯ごたえと味が強くなるイガイの有効活用に注目されています。一方で、イガイを獲るのは力仕事で難しいという課題の声も聞こえています。その後、有坂シェフによるイガイを用いた料理の試食会が実施されました。洋風、和風、煮ても焼いても美味しい貝「イガイ」の意外な可能性、是非庄内浜の海の味覚を味わってみてください。