海洋ごみの約8割が陸域からのごみといわれる中、
実際に山形の川ではどこでごみが生まれ、どのようにして海に流れ着くのでしょうか。
今年、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、
山形県鶴岡市の大山川をモデル河川にしてモニタリング調査が行われています。
調査には全国川ごみネットワークの金子代表理事、宮城学院女子大学の森准教授、鹿児島大学の藤枝特任教授など、海ごみの有識者たちが参加。
そこに県や市の関係者が入りプロジェクトチームを作って”山形モデル”を作ることを目的にしています。
調査は実際に川沿いを歩きながら、どこでどういったごみが生まれ、どこに溜まっていくのかを調べ、
その経過を観察することで特徴を見つける手法です。
調査は今年度いっぱい行われ、海洋ごみ削減のための施策の土台として役立てます。