酒田港に並ぶたくさんの漁船!
これらは北海道や石川県などから集結した全国屈指の水揚げを誇るイカ釣り船団です。
ほとんどの船の漁撈長は酒田市飛島の出身なのだそう。
この日は日本海を回遊するスルメイカを追うために8か月にも及ぶ操業に出航し、
日本海の漁場、大和堆を中心にオホーツク海まで操業し、冷凍イカとして水揚げします。
近年、全国的にスルメイカは不漁が続いており、ここ5年くらい水揚げ量が減っているそう。
海の環境が変わってきたことが原因のひとつとも言われています。
専門家によると、温暖化の影響で海水温が上昇していることや、海流が変化しているのではないかと言われています。
自分たちの周りでどのような場所で魚が育ち、どんな魚が水揚げされるのか、自分たちの海を知ることが大切だと酒田市農林水産部の中里さんは仰ってくれました。