7/9(日)県内全域から親子24組が参加した『やまがた北前船こども調査団』。
今年4月に『日本遺産』にも認定された、『北前船』の足跡と文化について学ぶものです。
酒田市の日和山公園から山居倉庫、本間家旧本邸、相馬樓、河北町の紅花資料館まで、こどもたちは熱心にメモを取り勉強していましたよ。
最上川の舟運により、内陸部からは紅餅(紅花)、青芋(あおそ)、たばこの葉などが酒田まで運ばれました。
それらに加え、庄内の米、舟箪笥などを北前船が上方(京都・大阪)まで運んだのです。
帰りの船では、木綿、塩、砂糖、茶、蝋、陶磁器(伊万里、九谷)、石、雛人形などの多くの物と共に、上方文化も持ち帰りました。
県内の内陸部に今も多くの雛人形が残っているのには、こうした背景があります。
今回のイベントの参加者の中から選ばれた6人は、山形県代表として北海道・小樽市で開催された『北前船 北海道こどもサミット』に参加しました。
北前船は上方だけでなく、小樽までも行っていたんですね。
その模様はのちほど。お楽しみに!