毎年、水辺の事故での死亡者は全国で約1000人。そのうちの7割の人が海で命を失っています。
安全な海を子どもたちへ。そんな思いで活動しているのが「シーバードジャパン」。
海・川・湖を舞台に水上バイクを用いて、社会貢献をする団体です。
水辺の安全や救助支援の他、環境保全のために全国で活動しています。
シーバードさがえの佐藤さんは海で安全に遊ぶため、3つの「海のそなえ」を子どもたちに伝えます。
➀知識のそなえ:人は一瞬でおぼれること、離岸流(海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとするときに発生する流れのこと)を知ること。
②行動のそなえ:誰かがおぼれていたらどうする?自分が行うべき行動を考えておくこと。
③装備のそなえ:浮き具(ライフジャケット)の装備をすること。
『ライフジャケットをつけたまま水に落ちたら空を見て体を大の字にすること。』
海のそなえと共にライフジャケットの正しい着用の仕方やその重要性も伝えます。
ライフジャケット着用している場合は80パーセント以上の命が助かります。未着用の場合はなんと50%以下にまで下がってしまいます。
それだけライフジャケットは有効な救命具です。常日頃から身に着けるきっかけになってもらいたいと佐藤さんは言います。
また、水上バイクを用いた救助も体験。多くの方に救助シーンを見てもらうことで安心感を与えたい。とも言います。
「海のそなえ」は重要です。
ライフジャケットを身に着けるのもそうですが、
しっかりと3つのそなえも身に着け、海と楽しく付き合っていきましょう!