山形県の県漁業試験調査船の最上丸が新たに建造されました。
漁業試験調査船とは、水産業発展のための調査や試験を行う船です。
今回新しくなった最上丸は、先代と比べて総トン数が約2倍になり、
設備を常時積んだままにしておくことができるため、様々な調査が同時に行えるようになりました。
また、最新機器を導入し、より高度な調査、研究が可能となりました。
最上丸の船長である秋野亨さんは、
「地球環境の変化、魚の状況をいち早く漁業者の皆さんに提供し、役立ちたい」と語っています。
船体の大型化により、乗船体験や災害時の救援物資の運搬などもできるようになり、
試験や研究以外にも県民のために役立つことへの期待が高まります。