8月20日(火)に、大浜海岸で酒田小型船舶安全協会と幼稚園児たちが協力し、真夏の日差しのもと、ヒラメの稚魚の放流が行われました。
放流活動は四半世紀ほど続く恒例行事で、今年は同市の酒田幼稚園、酒田第二幼稚園の年中・年長児計31人と会員が参加しました。鶴岡市三瀬の県栽培漁業センターで今年5月ごろに生まれ、体長8―10センチに成長した稚魚約7000匹を放流しました。
初めに協会員が「放流した赤ちゃんヒラメは3年後、体長30―40センチまで成長する。『大きくなれ』と声を掛けながら放流してください」と呼び掛けます。
その後、バケツに稚魚を入れてもらった園児たちは浅瀬まで出て、「ヒラメさん、元気で帰って来てね」と話しながら丁寧に放流していました。
阿曾会長(71)は「われわれにとってヒラメは最も身近な魚類。釣り上げる分、資源保護にも努めていかなければいけない。子どもたちと一緒に活動することに意義があると思う」と活動に込めた思いを語った。
大きく成長したヒラメたちが来てくれるのがとっても楽しみですね♪