9月1日、鶴岡市羽黒町の細谷集落だけに伝わる伝統枝豆の「細谷だだちゃ」の収穫が行われました。
この日は広瀬小学区の子ども達が参加し、収穫と試食を楽しみました。
「細谷だだちゃ」は発芽率が約50%と低く栽培は難しいと言われていますが、奥深い味わいが人気。
「在来野菜を後世に受け継ごう」と集落の住民でつくる「チーム細谷」が中心となり毎年種を取って栽培し続けています。
ただ、今年は昨年の高温少雨でストレスを受けた種なのか、発芽率が3割と低く収穫量も少ない様子でした。
この日は集落の人たちや地域の子どもたち合わせて約30人が参加。
畑に出かけて子どもたちに収穫と「豆こぎ」を体験しました。取った枝豆は公民館でゆで上げてみんなで会食です。
収穫を体験した女の子は「枝豆を間近に見たのも取ったのも初めて。大人の人から、とても珍しく貴重な枝豆と教わったので大切にしたいと思った」と感想を話してくれました。
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8月28日、鶴岡市温海地域に伝わる「與治兵衛(よじべえ)きゅうり」の知名度向上や消費拡大に向けた料理教室が温海温泉林業センターで開かれ、講師の指導で「與治兵衛きゅうり」の新たな調理法を学びました。
この日は初めに、地元の生産者5人で今年6月に立ち上げた「與治兵衛きゅうり保存会」の五十嵐敏也会長が、與治兵衛きゅうりの歴史や特徴を紹介しました。
與治兵衛きゅうりを使った水ギョーザ、肉みそ、キウイとのあえ物の3品を作り、試食。
参加した70代の女性は「與治兵衛きゅうりのことを、この料理教室で初めて知った。在来作物の調理は難しいイメージがあったが、簡単にできることが分かって良い機会になった。特に水ギョーザがシャキシャキしておいしかった。これから家庭でも温海地域の在来作物を積極的に使っていきたい」と話していました。
、與治兵衛きゅうりは9月中頃まで土、日曜を中心に道の駅あつみ「しゃりん」に出荷し、一般販売も行っているので是非この機会に行ってみたいですね。